山岳信仰考





 (最新見直し2010.03.23日)

 日本神道の要諦に山岳信仰が介在している。山岳信仰とは、産地水明の瑞穂の国と云われる日本に於いて特有に発達した神奈備山信仰と合体している。神奈備山信仰とは、故郷の鎮護山を、「もりやま」、「はやま」、「神奈備山」などと呼び「祖霊、神霊のすまう他界の山」として崇拝する信仰を云う。 山麓で祭祀が行われた。 これらの信仰は現在も民間信仰として広く行われている。山麓での山の神祭祀はのちには神社神道にと展開していった。 鎮守の森や小高い丘を背後にもつ神社のたたずまいは山岳信仰の面影を今に伝えるものである。後に奈良時代になり修験道が生まれるや、山岳修行による超自然力の獲得により験力を得る修行の山となった。修験者は山に伏して修行したことから山伏とも呼ばれるようになった。

【神奈備山(神体山)考】
 神奈備山は日本全国各地に定められている。大神(おおみわ)神社(奈良)、金鑽(かなさな)神社(埼玉)、諏訪神社(長野)、熊野、吉野大峰山の金峰山(きんぷせん)、出羽三山(羽黒山(山形、)、英彦(ひこ)山(福岡)、富士山、木曾の御岳、白山、立山などはこの代表的な例である。石鎚山、大山などなど。












(私論.私見)