古代出雲王国−スサノオの光と影−49 特別編 戦国時代(天地人)と忍者-漢波羅
   谷田茂

現在NHKで好評放映中の、「天地人」。
戦国時代、この時代を動かしたのは、信長、秀吉、家康、などである。
もちろん、上杉謙信、景勝、直江兼続、武田信玄なども活躍したであろう。
ところが、この戦国時代、朝廷はあまり重要視されていない。もちろん、この後江戸時代の終わりまで、天皇は錦の御旗として利用されるだけである。・・と誰もが教えられている。

ところが、この戦国時代において、裏神道が陰で戦国大名たちを操っていた事実を誰も知らない。
例えば、忍者。
彼らは決して、木の葉隠れのように突然消えたりするような術を使ったわけではない。
彼らの最大の任務は情報収集である。
それゆえ、いろんな姿に扮し、全国に放たれ、情報収集を行った。
要するに、スパイである。
夜行動する時は、黒装束を身を纏ったりしたであろう。
戦国大名たちは、皆、この忍者を抱えていた。
さて、忍者とは何か。
映画や漫画、テレビで彼らが指を組む動作(印を結ぶ)を見ることがあるだろう。
これはなにか?不思議な奇跡的な技を使っているのか?
否。
印を結ぶのは、陰陽師である。
それも、ただの陰陽師ではない。
裏の陰陽師。すなわち「漢波羅(かんぱら)」である。
彼らのトップは今も存在する「八咫烏」すなわち、天皇を支える秘密の組織だったのだ。

「漢波羅」で有名なのは、修験道の開始者、「役小角(後の役行者)」である。
調べればばきちんと載っているが、彼は賀茂氏である。
しかして、「賀茂小角」である。賀茂氏と言えば、もちろん、裏の陰陽師を仕切っていた。
また、平安時代に祟り神とされ、後に「天神」として祀られた、
「菅原道真」
裏の情報は、これを「かんばらみちざね」と呼ぶと伝えた。
もちろん、漢波羅であった。

さて、信長は本能寺の変で明智光成によって殺された。

この背景を歴史は語らない。

信長は、ある組織の反感を買った。
ある組織・・もちろん、裏の組織である。

信長は秦氏であった。家康もまた。
しかるに、信長は秦氏であり、にもかかわらず、漢波羅である、伊賀忍者を殺戮した。
それは、裏切り行為であった。伊賀忍者は漢波羅集団である。
しかして、漢波羅によって殺されたのだ。
ただし、決して表に出ない裏神道。
明智光秀のせいにした。
もちろん、彼にも野心や信長に対する恨みはあったであろう。
しかし、突然主君を殺すのは大胆すぎる。まして、日の出の勢いの信長を殺すなどありえたか。
その後、簡単に天下が手に入るなどと考えたであろうか。織田の家臣の人心を得ることができようか。
光秀もまた、裏の組織の手のひらの上にあり、操られたのだ。

漢波羅はもちろん、原始キリスト教徒である。
イエスは殺人を認めてはいない。
にもかかわらず、彼らは暗殺、呪詛による殺人を繰り返してきた。
なぜか?
これは教えられていない。
ただ、現在の裏神道の最大の目的が「天皇制を守る」「国体を守る」であることから、
天皇を守るため、戦国大名の中で、天下を統一し、天皇を廃するようなことがあれば大変である。
ゆえに、
戦国大名のもとに忍者「漢波羅」を送り込み、彼らを操り、必要とあれば殺すこともいとわなかった。
彼らは参謀でもあった。
15代続いた江戸幕府。その初代将軍家康が、秦氏であるならば、江戸時代の将軍はみな秦氏である。
この時代、天皇はお飾りではなかった。「裏天皇」に支えられ、実は日本を支配していたのだ。
50につづく