| ホツマツタヱ序文と構成 |

| 「ホツマツタヱ序文」(奉呈文)を確認する。ホツマツタエを詠んだ大三輪臣(ミワのとみ)大直根子命(オオタタネコ)の奉呈文、 詞述(ことのべ)の長歌(うた)の三笠臣伊勢神臣(ミカサとみイセのかんおみ)大暁島命(オオカシマ)とがある。 |
| 【ホツマツタヱ序文】 |
| ホツマ序文1 |
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| 「ほつまつたゑ」を宣(の)ぶ 天地(アメツチ)の 開けしときに 二神(フタ神)の トホコにオサム。 民増して 天照神の 御鏡(ミカガミ)を 足して三種(ミグサ)の 御宝を 授く御孫の 臣民(トミタミ)も み安ければや 臣が祖(オヤ) しいるイサメの。 |
| 「ほつまつたゑ」を宣(の)ぶ 天地(アメツチ)の 開けしときに 二神(フタ神)の 経矛に治む。民増して 天照神の 御鏡(ミカガミ)を 足して三種(ミグサ)の 御宝を 授く御孫の 臣民(トミタミ)も み(実)安ければや。臣が祖(オヤ) しいる諌めの。 |
| ホツマ序文2 |
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| 畏れ身に 隠れ棲みゆく 陶(スエ)つ身を。今召さるれば その恵み、天に帰りの 詣で物。ホツマツタヱの 四十紋(ヨソアヤ)を 編み奉り 君が代の 末の例(タメ)しと ならんかと 畏れ身ながら つぼめおく、 これ見ん人は。 |
| 畏れ身に 隠れ棲みゆく 陶(スエ)つ身を。今召さるれば その恵み、天に帰(返)りの 詣で物。ホツマツタヱの 四十紋(ヨソアヤ)を 編み奉り 君が代の 末の例(ため、範)しと ならんかと 畏れ身ながら つぼめおく、 これ見ん人は。 |
| つぼめおくとは、1・まとめ著す、2・蕾としておくの意。 |
| ホツマ序文3 |
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シワカミ(地上守)の 心、ホツマと
なる時は、花咲く御代の 春や来ぬらん。 磯の輪(地)の 真砂はよ(熟)みて 尽くるとも、ホツマの道は 幾代尽きせじ。三輪の臣 オホタタネコが 奉げんと 234(フモミソヨ、二百三十四)の歳 謹(つつし)みてヲス。 |
| ホツマ序文4 |
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| 織りつけの うわ(表)の印(記)と 花押しを 添えて捧げる 言宣べの歌。 久方の 天(あめ)が下しる 我が君の 代々に伝わる 冠は 天照神(アマテルカミ)の 造らせて さおしか(勅使)やつの 御耳に 聞こしめさる |
| 織り付けの 表の記ととして 餞押を 添えて捧ぐる 言宣べの歌。久方の 天が下領る 我が君の 代々に伝わる 冠は アマテル神の 作らせて 直御使八つの 御耳に 聞こし召さるる。 |
| ホツマ序文5 |
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| 朝政り あまねく通り 天照 ををん宝の いもやすく 安国(やすくに)宮と 称えます 八万年(やよろとし)経て 肥え(豊饒の意)内の 伊雑(いさわ)の宮に をわします 御子おしほみは 日高見の 多賀の国府(こう)にて |
| 朝政(アサマツり) 遍く通り 天地 照らす 大御宝の 気も安く ヤスクニ宮と 称えます 八万年 経て 還内 イサワの宮に 御座します 御子オシホミは ヒタカミの タカの首にて |
| ホツマ序文6 |
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| 国治む 孫ホノアカリ カグヤマ(香久山)の 飛鳥の宮に おわします 弟のニニギネは 新田を開墾し 新治の宮の そやよろに 新民(にいたみ)増えて 名も高き ハラミの宮に たみおたし 遂に磯輪上(しわかみ) ホツマなる むそよろとしの |
| 地治む 孫ホノアカリ カグヤマの アスカの宮に 御座します。弟ニニキネは 新治 成す ニハリの宮の 十八万年に 新民 増えて 名も高き ハラミの宮に 民を治し 遂に地上 ほつまなる 六十万年の |
| ホツマ序文7 |
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| 世をしりて 雷(いかつち)わくる いつのかみ ときに御神 のたまうは いまニニキネの 先御霊 クニトコタチの わさみたま 現れ出つと かがなえて わけいかづちの アマキミ(天皇)と 名付け賜る 世の始め 天皇(いますへらぎ)の |
| 世を領りて 雷 別くる 逸の守 時に御神 宣給ふは 今 ニニキネの 幸霊魂 クニトコタチの 業霊魂 現る稜威と 考なえて ワケイカツチの 天君と 名付け賜わる 世の初め 今皇の |
| ホツマ序文8 |
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| アマキミ(天皇)は、皆ニニキネの 稜威(いつ)による 御子、孫、ひ孫の 末までも、天照らします ををん神 百七十万(ももなそよろ)の 年おえて 元の日の輪に かえまして 青ひと草を 照らします この故君も とみたちも いおやすくぬる(昼働き、夜寝ることができるのです)。 |
| 天君は 皆 ニニキネの 稜威による。子・孫・曽孫の 末までも 天地 照らします 大御神 百七十万の 年を経て 本の日輪に 還えまして 青人草を 照らします。この故 君も 臣民も 気を安く潤る。 |
| ホツマ序文9 |
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| (アマテルカミの)御恵み 世にあらわせる その文(文書)は ホツマツタヱに すくるなし 今世に残る 家々の 文もそれぞれ 変わりある たれをまことと 為し難し かれにひとつを(ここに、一つの例を) あげ記す ふそむのあや(26アヤ(章))に |
| 御恵み 世に著せる その文は ホツマツタヱに 勝る無し。今 世に残る 家々の 文もそれぞれ 変りある。誰を真と 為し難し。故に一つを 挙げ記す。二十六の文に |
| ホツマ序文10 |
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| 「鴨破れて トヨタマヒメも 渚にて 猛き心に 泳がせば 龍や蛟の 力得て 恙も無みの 磯に着く」(鴨船が難破したとき、トヨタマヒメは岸にたどり着こうと、勇猛心を奮い起こし懸命に泳いだ。その泳ぐ様は、まるで龍や蛟の力を得たように力強いものであった) その姿に励まされ供の者達も皆無事に岸に泳ぎ着くことが出来た。この歌も、他の書記では 「船破れて・・・ 龍と蛟の 力得て・・・」 トヨタマヒメは龍と蛟の力を得たように・・・と記されており、これはテニヲハの誤りである。「or」と「and」の違い。この様に全て(の伝記)で、それぞれ(七家)に伝わる記録が間違ってたり、異なってたりするのは |
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カモ破れて トヨタマ姫も 渚にて 猛き心に 泳がせば 竜やミツチの 磯に着く。これを他所にて 舟破れて 竜とミツチの 力得て これ誤れる テニオハぞ。総て七家の 記し文 異なりがちは
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| ホツマ序文11 |
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| 初の添え歌を記す。カカンなす 春の等しく 廻り来て 磯の真砂は 磐となる 世世のんてんの(その間幾代にも渡って、祝詞や神楽で守り伝えられて来たのが) 「ホツマツタヱ」の文である。纏向の日代(日代の宮=景行天皇の宮居)の御代に 三笠臣 伊勢の神臣(カンヲミ) オオカシマ(大鹿島命、大暁島命) 247歳 花押を捧げる クニナヅ(オオモノヌシを始祖とするオオタタネコの家に伝わった記録がホツマツタヱであり、アマノコヤネを始祖とするオオカシマの家に伝わった記録がミカサフミである) |
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餞の添歌 カカン成す 春のひとしく 巡り来て 磯の真砂は 岩となる 弥々のんてんの ホツマ文かな。まきむきの ひしろの御代に ミカサ臣 妹背の神臣 ををかしま 二百四十七歳 捧ぐ餞押
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