ホツマツタヱ2、ワのヒマキ(地の巻)19



 (最新見直し2009.3.7日)

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【ホツマツタヱ2、ワのヒマキ(地の巻)19の1、乗馬法(のりのり)ヒトヌキマのアヤ】
 のりのりひとぬきまあや     乗法 一貫間の文
ふたかみの みよよわひも    二神の       治の熟わひも (進展)
やすらかに をうみたかに    安らかに      ヲウミタガ
ゐまさんと みこわかひとに    坐さんと      御子ワカヒト
あまてらす ひつきゆつり    天地照らす     日月を譲り
ますときに ひたりとみは    ます時に      「左の臣は
おもいかね みきさくらうち    オモイカネ     右 サクラウチ
かなさきは ひおうつします    カナサキは     日を写します
ゑをやとみ かたうけもち    大老臣       カタウケモチ
をはしりは むまやをさめそ    ヲバシリは     馬屋治めぞ
きみとみと こころひとに    君 臣と       心 一つに
つかさとれ            司れ」
ときにをはしり              時にヲバシリ
ひたかみの みやもふてて    ヒタカミの     宮に詣でて
みちこえは とよけかみの    道 請えば      トヨケの守の
をしゑには のりちみちお    教えには      「乗は地道
つねなす まこたつなお    常となす      馬子に手綱
ひかおき むまみきより    引かせ置き     馬の右より
ふみのほり しくやすくらの    踏み上り      敷く安鞍
あふみなわ まちゐきあけ    鐙縄        マチに居木 上げ
こころみて ももはるひの    試みて      <人の>  腿と<馬の> 腹帯
ゆるみあひ こしすえのりて    緩み合ひ (緩と締)      腰 据え乗りて
やわやわと むまのあしとり    和々と       馬の足取り
いきすあひ あわすかなめの    息為 相       合わす 要の
のりのりそ つねこころお    乗法ぞ」      「常に心を
へきなり むまうまれて    得べきなり     馬は生れて
ものしら あたはしるとき    もの 知らず     熱走る時
のりおつそ かねてをしゑは    乗り落つぞ     予ねて教えば
かなふもの            叶ふもの」
またいつのりは              「また厳乗は
はせるとき しとなめくらお    馳せる時      下嘗鞍
しきおひて はるひゆるめ    敷き置ひて     腹帯 緩めず」
ひちよけの たれかわうはと    「泥除けの     垂皮 浮羽と
なるゆえは はせゆくみちに    なる故は      馳せ行く道に
なかくほの こみそにゆきて    中窪の       小溝に行きて
あふみにて そのたれかわお    鐙にて       その垂皮を
うちあおつ うちあおたれて    打ち煽つ      打ち煽たれて
かせふくみ はねなるとき    風 含み       羽となる時
とひこさ たとひとふとも    跳び越さす」    「たとひ跳ぶとも
のるひとの ゆくりなけれは    乗る人の      ゆくり 無ければ
あえとは            敢え跳ばず」
くつはつける              「に付ける
ひきつなお ひとぬきのまと    率き綱(=手綱)を      一貫の間
なつくなり ゆえあめつち    名付くなり」    「故は天地   
わかさるに あめのみをやの    分かざるに     アメノミヲヤ
あほあめ うひくにたま    を天       地玉
うつろのり しなとたつな    ウツロ 乗り     シナトの手綱
のりめくり よろものうめる    和り恵り      万物 生める」
ふたかみも のりめくりてそ    「二神も      和り恵りてぞ
くにをさむ うつろくつわや    地 治む       ウツロ(空) ・轡や
くにたまお ひとぬきのをと    地玉を       一貫きの緒と (天・地と手綱を引く人は不可分一体に連なるもの)
こころゑは たとひはすれと    心得ば       たとひ馳すれど
のりおち むまくるは    乗り落ちず」    「馬 狂わせぬ
わかこころ ひとつらぬきの    我が心       一貫きの
たつなひく あるしままと    手綱 率く      主の随と
なるものそ            なるものぞ」
うはあおりお              「浮羽の煽り
うつとても つなつよけれは    打つとても     綱 強ければ
 むまとは つなゆるけれは    馬 跳ばず      綱 緩ければ
まえあしお おりたおるそ    前足を       折りて倒るぞ」
いつゆる かけこゑめをの    「厳と緩      駆け・越え 陰陽の
あいたあり このほとらいの    間あり       この程合の
しれは ちみちいつあれ    間を知れば     地道・厳・荒
のりのりお またくゑるそと    乗法を       全く得るぞ」と
さつけます            授けます
ここをはしり              ここにヲバシリ
 みちて ひひももたひ    道を得て      日々に百度
のりなるる ちよろととのひ    乗り慣るる     千万 調ひ
ねりなれて ややゑるちみち    練り熟れて     やや得る 地道
 つつわさ としかさねて    十九の技      年を重ねて
ねりなれて あれのりみそこ    練り熟れて     荒乗 三十九
はなわさも またなれしみて    放技も       また熟れ聳みて
いつのりの ゐそこさつめの    厳乗りの      五十九 サツメ
たゑわさの のりのりさたむ    妙技の       乗法 定む
 みことのり のりをしえとと    御言宣       "乗教人" と
なるよりこ いふきとぬしや    なる 寄子      イフキドヌシ
そさのをと すへやそゐよろ    ソサノヲと     総べ 八十五万
 みちそやの かみつたふる    三千十八の     守に伝ふる
のりわさも みつれかくる    乗技も       満つれば欠くる
よこしまの はやるますひと    横しまの      逸るマスヒト
むらかるる なんますこちの    群がるる      七十万九千の
さまたけも やふるをしてお    妨げも       破るヲシテを
たまわれは ほとよくはらふ    賜われば      程良く掃ふ
むつかみ たけもののへ    六つの守      猛モノノベ
あれいつの のりゆみわさに    荒・厳の       乗弓技に
よこしまお のそけすへて    横しまを      除けば 総て
よそやます ををんたからも    四十八十万     大御宝
みなすてに やすくぬる    皆 既に       気を安く潤る
のりゆみの いさおしたつる    乗弓の        立つる
もののへお めくみたまひて    モノノベを     恵み給ひて
をはしりに いつたまふ    ヲバシリに     "逸" の名 賜ふ
このかみは とよけまこの    この守は      トヨケの孫の
みかさひこ そのひさひこ    ミカサヒコ     その子 ヒサヒコ
かしまかみ いかつちひしく    カシマ守      雷 拉ぐ
いさおしお たけみかつちと    功を        タケミカツチ
なつくこれかな          名付くこれかな

【ホツマツタヱ2、ワのヒマキ(地の巻)19の2、乗の文 連栲の文】
のりふみてるたえあや     乗の文 連栲の文
ふそゐすす ももみそゑたの    二十五鈴      百三十枝
としさなと はるはつひに    年 サナト      春の初日 (一月一日)に
よのひつき みこおしひとに    世の日月      御子オシヒト
ゆつりまし あめよりいせに    譲りまし      よりイセ
おりいます            下り居ます
ときつきすみ              時にツキスミ
おおくまと ひつめあおこま    オオクマト     秀つ馬 青駒
たてまつる かみおもしろく    奉る         おもしろく
おほすれは くまとにたまふ    思すれば      クマトに賜ふ
みあえには ぬゑあしもちか    御饗には      ヌヱアシモチ
かさくさも こけうはこへら    瘡腐も       コゲウハコベラ
いたひらこ すすなすすしろ    イタヒラコ     スズナスズシロ
すせりなつ このななくさに    スセリナヅ    この七種
のそくなり さくらはなれは    除くなり      桜場 成れば
またもち こかねひつめの    またの十五日(二月十五日)    黄金蹄の
くろこまお たかきひけは    黒駒を       タカギが引けば
たてまつる みつほまなゐに    奉る        御壺 マナヰ
のりみゆき しはしはまつり    乗り 御幸      しばしば政
きこしめす これそらくもり    聞し召す      これ 反ら曲り
 あらさり            あらざりき
としのちに              年 経て後に
ににきねの みゆきほつまの    ニニキネの     御幸 ホツマ
にはりなる のりのりめせは    ニハリ 成る     乗法 召せば
をはしりか わさうけたる    ヲバシリが     技を受けたる
たかひこね ちみちやすく    タカヒコネ     「地道は易く
あれいつの わさはかたき    荒・厳の       技は得難き
ももちたひ ととのへねりて    百千度       調へ練りて
これうる まつしるむまの    これを得る」    「先ず知る 馬の
うまれつき あらましとかん    生れ付き      あらまし 説かん
ひたかみは ししたくましく    ヒタカミは     肉 逞ましく
ゆるやかて ややひととせに    緩やかで      やや一年に
のりなるる ちみちののちは    乗り熟るる」 (こなれる)    「地道の後は
あれのりや つくしのむまは    荒乗や       ツクシの馬は
すこやかに ゆるくなるるも    健やかに      緩く 熟るるも
としなかは はせいつかけも    年半ば       馳せ・厳駆けも
なかなれや またこしくには    長熟れや」     「また越国
たくましく ししなかなれに    逞ましく      肉 長熟れに(こなれ難いのに)
いそくゆえ みよつきなれて    急ぐ故       三・四月 熟れて
いつかけも なれいそくは    厳駆けも      熟れど急ぐは(こなれずして急ぐは)
あやしあり みなみのむまは    怪しあり」     「南の馬は
 ちいさくて としなれはやく    小さくて      達し熟れ 早く
うすく いさおしなら    根が薄く      功 成らず」
しかしまた つよきよはきも    「しかしまた    強き弱きも
たねより いろわかつ    種により      毛色に分つ
よしあしも そたちによりて    善し悪しも     育ちによりて
しなかわる よくのりなれて    品 替わる      良く乗り熟れて
これおしる            これを知る」
むまもちゆるは              「馬 用ゆるは
いなむしか ひみつなせる    厭虫か       火水の為せる
 わさはひも はやのりなして    禍も        早乗り 為して
 のそくなり もしのりおかす    除くなり」     「もし法 犯す
ものあれは にはつるきお    者 あれば      手には剣を
もつゆえに くつはつなは    持つ故に      轡の綱(手綱)
あかるたえ きぬもちひ    別る栲       絹は用ひず
ちちみぬの ちちめるゆふて    縮み布       縮める木綿で
ふた そのみつつきお    八尺 二つ      そのミツヅキ(馬続き)
ゆひて てつきこしに    'は' に結ひて    手継を腰に
はさみおふ このふたすちお    挟み帯ぶ」     「この二筋を
みきひたり こしのひねりに    右左        腰の捻りに
つなひく むまのこころに    綱を率く      馬の心に
こたえてそ たえなるわさお    応えてぞ」     「妙なる技を
なすたとえ あめつちつなく    なす例え      『天地つなぐ
なかくしの いきつきひの    中串の       に月日の
なかみちか はるあきとなす    長・短か       春・秋となす
みをやかみ かくこしつかふ    ミヲヤ神』     かく 腰 使ふ
 あかるたえ            別る栲」
わさおおもはは              「技を重はば
 くらしきて ゆきもとりつ    鞍 敷きて      行きつ戻りつ
むそあゆみ あしとりて    六十 歩み      足取りを見て
のちのる ちみちあふみ    後に乗る」     「地道
かなつくり かけをさしの    金製り       駆けは尾差の
つりなわも ゐつみしかく    連縄も       五寸 短かく」
ちみちには はるひゆるくて    「地道には     腹帯 緩くて
ゐつゆひの とふるほとよし    五指の       通る程 好し」
いつかけは はるひゆるめ    「厳駆けは     腹帯 緩めず
ちとしめて しとなめきつな    ちと締めて     下嘗きつな
むなかひも しほてそえて    胸懸も       四方手に添えて」
くつはつな ひとたけの    「轡綱       一丈六尺の
なかほとお きつなにそえて    中ほどを      きつなに添えて
くつはみの ゆふはしお    轡の        輪に結ふ 端を
まてもつ あたはしりなき    両手に持つ     熱走り 無き
ひとぬきま またてるたえは    一貫間」      「また連栲
たけの そのみつつきお    丈六尺の      そのミツヅキ
まてに ゆひなかもつ    左右の輪に     結ひて中 持つ」
あかたえと ぬきまかぬる    「別栲と      貫間を兼ぬる
てるたゑや            連栲や」
 むまさためは              「馬の定めは
はなより おほねの    目鼻より      尾骨へ八尺の
つつたちは たゐのりお    連 立は      五尺五寸延を
はつきもち さつきゐつの    八月十五日     五月五日
ことほきの のりかけは    言祝の       典に掛けたは
あやしあり たとえと    怪しあり」     「例え 二と九と
やつゐゐの わりあひかかゑ    八つ五五の     割合 考え
 たまふへし            給ふべし」   
ここみまこの              ここに御孫の
ちみちより のりなれねりて    地道より      乗り熟れ練りて
あれのりも つみつきて    荒乗も       日 積み 月 経て
つひて またいつのりお    遂に得て      また厳乗を
としかさね わさたまへは    年 重ね       技 得給えば
みことのり ゐつをしてお    御言宣       "逸" のヲシテを
たまひけり たかひこねには    賜ひけり      タカヒコネには
ふたあれの をしてたまえは    "二現" の      ヲシテ 賜えば
まこも むまきみなり    子も孫も      馬の君なり
くすりには ひとみこまひさ    薬には       人身駒瓠
うはなくす つちひとゑはは    卯花・葛       ツチ一重葉
まめはこそ いつをはしりと    豆ハゴぞ      逸ヲバシリ
たかこひね ふたあれかみと    タカコヒネ     二現守
きさらしゑ まつるのりゆみ    二月 シヱ      祭る 乗弓
ならふころかな          習ふ頃かな












(私論.私見)