| 【ホツマツタヱ2、ワのヒマキ(地の巻)19の2、乗の文 連栲の文】 |
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| のりのふみてるたえのあや 乗の文 連栲の文 |
| ふそゐすす ももみそゑたの 二十五鈴 百三十枝の |
| としさなと はるのはつひに 年 サナト 春の初日 (一月一日)に |
| よのひつき みこおしひとに 世の日月 御子オシヒトに |
| ゆつりまし あめよりいせに 譲りまし 天よりイセに |
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おりいます 下り居ます
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| ときにつきすみ 時にツキスミ |
| おおくまと ひつめあおこま オオクマト 秀つ馬 青駒 |
| たてまつる かみおもしろく 奉る 神 おもしろく |
| おほすれは くまとにたまふ 思すれば クマトに賜ふ |
| みあえには ぬゑあしもちか 御饗には ヌヱアシモチが |
| かさくさも こけうはこへら 瘡腐も コゲウ・ハコベラ |
| いたひらこ すすなすすしろ イタヒラコ スズナ・スズシロ |
| すせりなつ このななくさに スセリ・ナヅ この七種に |
| のそくなり さくらはなれは 除くなり 桜場 成れば |
| またのもち こかねひつめの またの十五日(二月十五日) 黄金蹄の |
| くろこまお たかきかひけは 黒駒を タカギが引けば |
| たてまつる みつほまなゐに 奉る 御壺 マナヰに |
| のりみゆき しはしはまつり 乗り 御幸 しばしば政 |
| きこしめす これそらくもり 聞し召す これ 反ら曲り |
| あらさりき あらざりき |
| としへてのちに 年 経て後に |
| ににきねの みゆきほつまの ニニキネの 御幸 ホツマの |
| にはりなる のりのりめせは ニハリ 成る 乗法 召せば |
| をはしりか わさおうけたる ヲバシリが 技を受けたる |
| たかひこね ちみちはやすく タカヒコネ 「地道は易く |
| あれいつの わさはゑかたき 荒・厳の 技は得難き |
| ももちたひ ととのへねりて 百千度 調へ練りて |
| これおうる まつしるむまの これを得る」 「先ず知る 馬の |
| うまれつき あらましとかん 生れ付き あらまし 説かん |
| ひたかみは ししたくましく ヒタカミは 肉 逞ましく |
| ゆるやかて ややひととせに 緩やかで やや一年に |
| のりなるる ちみちののちは 乗り熟るる」 (こなれる) 「地道の後は |
| あれのりや つくしのむまは 荒乗や ツクシの馬は |
| すこやかに ゆるくなるるも 健やかに 緩く 熟るるも |
| としなかは はせいつかけも 年半ば 馳せ・厳駆けも |
| なかなれや またこしくには 長熟れや」 「また越国は |
| たくましく ししなかなれに 逞ましく 肉 長熟れに(こなれ難いのに) |
| いそくゆえ みよつきなれて 急ぐ故 三・四月 熟れて |
| いつかけも なれといそくは 厳駆けも 熟れど急ぐは(こなれずして急ぐは) |
| あやしあり みなみのむまは 怪しあり」 「南の馬は |
| ちいさくて としなれはやく 小さくて 達し熟れ 早く |
| ねかうすく いさおしならす 根が薄く 功 成らず」 |
| しかしまた つよきよはきも 「しかしまた 強き弱きも |
| たねにより けいろにわかつ 種により 毛色に分つ |
| よしあしも そたちによりて 善し悪しも 育ちによりて |
| しなかわる よくのりなれて 品 替わる 良く乗り熟れて |
| これおしる これを知る」 |
| むまもちゆるは 「馬 用ゆるは |
| いなむしか ひみつのなせる 厭虫か 火水の為せる |
| わさはひも はやのりなして 禍も 早乗り 為して |
| のそくなり もしのりおかす 除くなり」 「もし法 犯す |
| ものあれは てにはつるきお 者 あれば 手には剣を |
| もつゆえに くつはのつなは 持つ故に 轡の綱(手綱)は |
| あかるたえ きぬはもちひす 別る栲 絹は用ひず |
| ちちみぬの ちちめるゆふて 縮み布 縮める木綿で |
| やたふたつ そのみつつきお 八尺 二つ そのミツヅキ(馬続き) |
| はにゆひて てつきおこしに 'は' に結ひて 手継を腰に |
| はさみおふ このふたすちお 挟み帯ぶ」 「この二筋を |
| みきひたり こしのひねりに 右左 腰の捻りに |
| つなおひく むまのこころに 綱を率く 馬の心に |
| こたえてそ たえなるわさお 応えてぞ」 「妙なる技を |
| なすたとえ あめつちつなく なす例え 『天地つなぐ |
| なかくしの いきにつきひの 中串の 息に月日の |
| なかみちか はるあきとなす 長・短か 春・秋となす |
| みをやかみ かくこしつかふ ミヲヤ神』 かく 腰 使ふ |
| あかるたえ 別る栲」 |
| わさおおもはは 「技を重はば |
| くらしきて ゆきつもとりつ 鞍 敷きて 行きつ戻りつ |
| むそあゆみ あしとりおみて 六十 歩み 足取りを見て |
| のちにのる ちみちのあふみ 後に乗る」 「地道の鐙 |
| かなつくり かけはをさしの 金製り 駆けは尾差の |
| つりなわも ゐつきみしかく 連縄も 五寸 短かく」 |
| ちみちには はるひゆるくて 「地道には 腹帯 緩くて |
| ゐつゆひの とふるほとよし 五指の 通る程 好し」 |
| いつかけは はるひゆるめす 「厳駆けは 腹帯 緩めず
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| ちとしめて しとなめきつな ちと締めて 下嘗・きつな |
| むなかひも しほてにそえて 胸懸も 四方手に添えて」 |
| くつはつな ひとたけむたの 「轡綱 一丈六尺の |
| なかほとお きつなにそえて 中ほどを きつなに添えて |
| くつはみの わにゆふはしお 轡の 輪に結ふ 端を |
| まてにもつ あたはしりなき 両手に持つ 熱走り 無き |
| ひとぬきま またてるたえは 一貫間」 「また連栲は |
| たけむたの そのみつつきお 丈六尺の そのミツヅキを |
| まてのわに ゆひてなかもつ 左右の輪に 結ひて中 持つ」 |
| あかたえと ぬきまおかぬる 「別栲と 貫間を兼ぬる |
| てるたゑや 連栲や」 |
| むまのさためは 「馬の定めは |
| めはなより おほねえやたの 目鼻より 尾骨へ八尺の |
| つつたちは ゐたゐきのりお 連 立は 五尺五寸延を |
| はつきもち さつきゐつかの 八月十五日 五月五日の |
| ことほきの のりにかけたは 言祝の 典に掛けたは |
| あやしあり たとえふとくと 怪しあり」 「例え 二と九と |
| やつゐゐの わりあひかかゑ 八つ五五の 割合 考え |
| たまふへし 給ふべし」 |
| ここにみまこの ここに御孫の |
| ちみちより のりなれねりて 地道より 乗り熟れ練りて |
| あれのりも ひつみつきへて 荒乗も 日 積み 月 経て |
| つひにゑて またいつのりお 遂に得て また厳乗を |
| としかさね わさゑたまへは 年 重ね 技 得給えば |
| みことのり ゐつのをしてお 御言宣 "逸" のヲシテを |
| たまひけり たかひこねには 賜ひけり タカヒコネには |
| ふたあれの をしてたまえは "二現" の ヲシテ 賜えば |
| こもまこも むまのきみなり 子も孫も 馬の君なり |
| くすりには ひとみこまひさ 薬には 人身駒瓠 |
| うはなくす つちひとゑはは 卯花・葛 ツチ一重葉は |
| まめはこそ いつをはしりと 豆ハゴぞ 逸ヲバシリと |
| たかこひね ふたあれかみと タカコヒネ 二現守と |
| きさらしゑ まつるのりゆみ 二月 シヱ 祭る 乗弓 |
| ならふころかな 習ふ頃かな |